新紙幣のデザインが発表されて興奮冷めやらぬ今日この頃ですが、皆さん如何お過ごしでしょうか?
こんにちは、玉井です。
密かにめっちゃ好きだった渋沢栄一氏が新1万円札になると聞いて、個人的には心が躍っております。
「尊敬する人3人挙げろ!」
って誰かに言われる状況なんて絶対ないですが、もし誰かに言ってもらえたとしたら、中村天風氏、苫米地英人氏に並んで名前が挙がるこの御方。
写真見るとパッと見、
“むっちゃ優しい近所のおじいちゃん”
みたいな顔してて、偉人が放つ独特のパワーとかオーラなさそうに思われがちですが、実は鬼凄い人物なんですね。
「サッポロビール、みずほ銀行、帝国ホテル、明治神宮、東京証券取引所、東京海上…」
ってね、日本人ならみんな知ってるような企業やらの設立に関わりまくっており、その数なんと全部で500以上らしく、今の日本があるのは割と彼のおかげ説あるほどの功労者。
余裕で財閥作れるほどの経済力あったのに、大株主になって会社を支配することなぞに興味なく、総理大臣になれるほどの影響力もあったのに、実際に「大蔵大臣になってくれ」ってむっちゃ頼まれたのにそれも断り、
「渋沢栄一がいなかったら日清、日露戦争で負けてたかもしれん」
ってのが言い過ぎにならないレベルに(多分w)、ひたすら私利私欲を追わずに国のために尽くしまくった最強の人物。
最終的には実業家としての活動も全部やめて、啓蒙活動しまくって、大学(一橋とか同志社とか)いくつも作るわ、日本赤十字社作るわ、ノーベル平和賞の候補にもなるわっていう。
ってこうやって書いてみると、まあぶっちゃけ若干Wikipedia見ながら書いたんですけどw、もう凄すぎて逆に何が凄いのか分かりませんよねw
それでいて、あの優しそうなおじいちゃんみたいな顔ですよ。
嘘やんw
っていうね。
ここで逆に圧倒されすぎて、
「へーすごー、なんかすごすぎて自分には関係ないわー」
なんて思ってしまってはいけませんよ。
というのも、人生がどうだの働き方がどうだのって五月蝿いぼくですけど、
『論語と算盤』
っていう彼の著書がね、まさにそんな内容のことを語っているのですね。
「商売に学問なんていらない」
「商売人なんて金銭に目がくらんだ賤しい人間だ」
っていう価値観の時代に、
「学問によって経済活動を行わなければならない」
「金銭を賤しんでたらこの国は立ち行かなくなる」
と言って「利潤と道徳を調和させる」というビジネス哲学を一生かけて貫いた彼が、
「孔子の『論語』っていう人生系のテーマと、金を数えるための『そろばん(算盤)』ってのは一見かけ離れてるように見えるけど、実は一緒やねんで?」
ってことを後世に伝えるためにね、この本を書いたんですよ、多分w
まあ是非読んでみてくださいなと。
あと、これは友だちに教えてもらったんですが、
って本もおもろいです。渋沢栄一が書いたものじゃないですが彼の生き方がよく分かる小説チックな本です。
…と今回はなんかただの渋沢栄一語りのメルマガになりましたが、まあよしとしましょう。よし。
次回のメルマガは
『津田梅子と北里柴三郎編!』
を、お送りはしませんがw、まあ近いうちにまたお会いしましょう、ではではー!
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